レコード芸術誌今月号に,超有名な曲のベストCDを選出するという記事がありました(「究極のオーケストラ長命曲徹底解剖」)。
チャイコ悲愴はムラヴィンスキー,ハルサイはブーレーズ,ブル8はクナ,ヴァントと,妥当な選出もあったのですが,
シェエラザードはゲルギエフ,展覧会の絵もゲルギエフ,惑星は3位にノリントン(1位はカラヤン),運命は3位にノリントン(1,2位はクライバー,フルトヴェングラー),そして,なんと,田園の1位もノリントンでした。
田園に至っては,あの宮澤賢治が聞いていたという大昔のプフィッツナーの録音から歴代の名演奏を並べた中で,ノリントンを1位にしています。
そんなに歴史的な名盤だったのならば,もう一度,ノリントンのベートーベン交響曲全集を聞き直さなきゃ(^_^)。このシリーズは,次号に続きがあるようですが,次号では,幻想交響曲を取り上げてほしいですね(ゲルギエフ盤もノリントン盤も共に高く評価されているため)。