2010-03-22 裁判官の努力で,なんとかなってる,日本の民事訴訟@瀬木比呂志判事・判タ1295号38頁 司法 訴訟代理人弁護士が「かなりルースな主張をしても,裁判官が手取り足取り説明してなんとか形を整えさせて」訴訟が進んでいる。 このようなことは,「司法試験合格者の上位2割5分ないし3割くらいまでの能力を有する裁判官でないとかなり難しい」。 「そのような人材確保が今後も可能であるのか。弁護士会サイドもそうした点については協力して下さる用意があるのだろうか。」 「当事者主義の成熟という観点からすると,裁判官お任せ一本ではよくない面もあるように思う。」