ハイドンのピアノソナタ３４番って，日本では大変に有名な曲で(^_^)，
というのは，実は，この曲は，日本でピアノを習っている人は，誰でも使う「ソナタアルバム」
に収録されているからです。
この曲，たまたま，雑誌レコード芸術５月号の付属ＣＤに入っていまして，
しかし，バックハウス大先生が弾くと，
我々がピアノ教室でちんたら弾いているのとは，全く別の曲に聞こえます(^_^)ゞ。
＊ちなみに，上記のレコード芸術５月号の付属ＣＤには，これまた「ソナタアルバム」収録のベートーベンピアノソナタ１番も入っていて，これまた，目から鱗って感じでした(^_^)ゞ。
バックハウスといえば，未だに，史上最高のベートーベンピアニストといわれていますが，
このバックハウスのベートーベンピアノソナタ全集が，なんと，分売で，各１０００円で
再発されています。
管理人も早速何枚か買いましたが，バックハウスのベートーベンピアノソナタって，今聞くと，
演奏自体は，ほんとオーソドックスですよね。
バックハウスによるベートーベンの後期３大ソナタ（３０〜３２番）は，「人類の至宝」
とまでいわれていますが，レコード芸術５月号によると，ハイドシェックがこれを再録しており（同書３３３頁），
また，内田光子も近々これを録音するそうです（同書２２頁）。
