韓国では,判事や検事を退職した弁護士が扱う事件の求刑や判決に手心を加える慣行があるとの指摘もあり,裁判への不信感が強かったようです。そういうこともあり,陪審制の導入となったようです。
なお,事実認定について,陪審が満場一致の結論が出なかった場合には,裁判官の意見を聞くこともできるようです。また,量刑については,日本と同様に,裁判官と共に討議するようです。
*ネタ元は,ジュリスト1295号147頁
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