岡口基一の「ボ2ネタ」

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予言と預言

日本では,両者の区別が意識されていないと,森下忠広大教授が,判時1896号47頁で述べられています。
 教授によると,
 予言者やるのは「預言」(予知できない出来事を神のお告げによって知らせること)
 前もって言うことが「予言」(予告のようなもの)

 この記事には,ラクダが針の穴を通るかどうかの話も出てきます。ここでいう「針の穴」とは,エルサレムにある小さな門の通称で,そこは,らくだが背をかがめれば通れるんだそうです。
 そういえば,安部公房の壁という小説の中で,ラクダが針の穴を通るのが大変に簡単だという話が出てきたような記憶があります。