「心理的依存の根底には,(中略)さまざまな「心の罠」(マインドトラップ)に陥っている人に共通する「二重洗脳」とでも呼ぶべき構造が潜んでいる」
「依存症など,同じ失敗を性懲りもなく繰り返すような場合,気づかぬうちにマインド・コントロールとよく似たことが生じているのではないか,もし本人に自分を取り戻すような適切な「気づき」が起きるのを手助けできたら,いまの状態から抜け出すきっかけになるのではないか。」
「依存症の人の心の中には,「やめたい」という気持ちが間違いなく潜んでいます。そのため,必ず本人が自分の状態に疑問を持つ瞬間がやってきます。」