岡口基一の「ボ2ネタ」

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村木厚子氏の手記@文藝春秋10月号94頁

検察官による調書作成の状況が詳細に記されています。
調べを担当したのはいずれも30代の遠藤佑介検事と國井弘樹検事ですが,
遠藤検事については,そんなに悪くは書かれていません(^_^)ゞ
「遠藤検事は−きっと正直な人なのでしょう。『これは検事の作文です。』と認め,パソコンに向かって直し始めました。」
一方,國井検事は,ぼろくそに書かれてますね(^_^)ゞ事務官に対する偏った感情,和歌山毒入りカレー事件の犯人は本当はわからないとの発言・・。結局,國井検事の巻いた調書は,一通もサインがされなかったようです。

前田恒彦主任検事の話は少しだけ出てきます。石井議員の事情聴取を担当したそうですが,石井議員が差し出した手帳に興味を示さず,ぱらぱらとページをめくった程度であったそうです。