http://observer.guardian.co.uk/world/story/0,,1712965,00.html?gusrc=rss
小さな政府による格差社会の進行が懸念されている日本ですが,
格差社会が進んでいるアメリカは,すごい状況になっていますね。ケンタッキーでのレポートですが
共働きや,2箇所で長時間労働している普通の人(高卒)なのに,
貧困から全く脱却できず,
例えば,電話が開通しておらず,水は近くの泉で汲むような所に住んでたり,
家が無くトレーラーの中で家族で暮らしていたり・・。寝る暇もないほど働いているのに,「貧困は,怠惰や自分勝手が原因」などと非難され,
一方,(富裕層に属する)政治家は,格差の是正にはほとんど興味がないようです。すでに3700万人以上が貧困層となり,とくに,ブッシュ政権になって,540万人が新たに貧困層に加わったそうです。
一方で,上位20%の人が,アメリカの収入の半分を占めているそうです。「小さな政府」に替わり,貧困層を支えているのは,教会のボランティア(無料の食事など)です。
日本では,こういう民間のボランティアがアメリカほどは発展していませんが・・。