成年後見は,親族間の紛争性が高いなど,第三者が後見人になった方がいいケースも多く,また,親族がいないケースでは,第三者が後見になるしかないのですが,低廉な報酬では,後見人のなり手がないというのが,問題になっています。
そこで,東京都など,一部の地方公共団体では,「市民後見人」の育成を図ったり,大津市や多治見市では,NPOによる,無報酬後見人の育成の動きがあるようです。
また,北海道には,調停委員でつくる「札幌後見支援の会」があり(関連記事),低廉の報酬で後見人を引き受けるなどの活動をしているようです。
http://www.t-komazawa.ac.jp/zaikou/dokusyo/backnumber/10_3/index.html