岡口基一の「ボ2ネタ」

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司法書士・簡裁代理の認定考査の要件事実の問題は、致命的な欠陥があるね・・・

判決書起案のためのツールであった要件事実を、訴状の起案に用いてしまったため、
いろいろと問題が起きている「司法試験予備試験

 

ところが、司法書士の簡裁代理の認定考査は、もっと問題があります。

 

予備試験は、「訴状」の起案であることを明示していますが、
簡裁代理の認定考査の問題文には、いかなる裁判文書の起案であるのかの明示がそもそもないのです。

 

これでは、訴状と判決書では書き方が異なる場合に、そのどちらで書けばいいのかわからないので、私だったら、解答できません。

 

神奈川県司法書士会での次回の講演では、そういう話もしてきたいと思います(😊)

 

*この問題点について、詳しく知りたい方は、「ゼロからマスターする要件事実」の第5章をお読みください。

 

 

その他の今日の司法ニュース

 

 

宮崎市の弁護士を業務停止8カ月の懲戒処分
https://news.yahoo.co.jp/articles/8bab44123d932ff0c9509ccaba1e6880648192ba

 

 

弁護士会川勝平太知事らに要請
「冤罪を救済する制度になっていない」
法律改正に賛同を 

袴田事件」再審開始うけて
https://news.yahoo.co.jp/articles/f68cb43951d4eff761e688573db3cb93820f8947

 

「強制的出頭は考えていない」袴田巖さんの出廷免除受け入れへ 静岡地裁が方針示す 「袴田事件」再審めぐり
https://news.yahoo.co.jp/articles/af2c029fc0b0399cf6486f2b9957343711d60140

 


入管法政府案「立法事実」への疑問
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20230526/pol/00m/010/011000c

 


ChatGPTで判例を集めた弁護士
嘘の判例だらけ
ニューヨーク州上級裁判所
https://idle.srad.jp/story/23/05/28/1043202/

 

 

M&A 経産省が年内にも新指針
「敵対的」は「同意なき」に言い換え 
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC17BWR0X10C23A5000000/