俺が関与した性同一性障害に係る決定が、いまだに指導的裁判例となり続けている

性同一性障害の診断を受けていれば使用実績が短くても「名の変更」を認めてもいいって、要件事実マニュアル５２５頁にも書いているのに、
相変わらず、長期間の使用実績がなければダメみたいな審判例があるね。

で、俺が大阪高裁時代に関与した大阪高決平成２１年１１月１０日が、いまだに、「指導的裁判例」として、紹介され続けている。
性同一性障害の診断を受けていれば使用実績が短くても「名の変更」を認めてもいいとした決定だよ

＠民商法雑誌１５７巻４号８４０頁

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