札幌高裁同性婚訴訟判決 これは素晴らしい！
さすがは齋藤清文裁判長！！
名古屋よりも更に何歩も前進
このロジックであれば、台湾と同様に、直ちに同性婚が実現します（国会が、裁判所の判断の重みを正しく理解し、サボタージュをしなければ）。
まず、憲法２４条１項は、「婚姻の自由」を保障している条文であると判断しました
（もっとも、ここは、もう少し、ロジックを深めることが必要かもですね。自由権という意味での自由ではないでしょうから）。
そのうえで、同項は、同性婚をする自由も保障していると明言しました。
また、憲法２４条２項の関係でも
名古屋と同様に、現在において既に憲法違反との判断です（これから議論をすればいいという東京第二次のような判断はしなかった）
しかも、名古屋は単に「同性婚のようなもの」を作ればいいとしていましたが、
札幌高裁は、端的に「同性婚」を作らなければダメだと明言
ここまでくれば憲法１４条違反も簡単に導き出せます。同性愛者だけ婚姻できないのが「差別」であることは明らかだからです。
＊これまでの同性婚訴訟判決では、「差別」ではあるが、それは「合理的な差別」だとされ、その根拠として憲法２４条が使われるというロジックがまかりとおっていたのです。
まあ、憲法２４条違反の判断は、「自由」というところに、若干手当てが必要な気がしますが、
しかし、そこにこだわらず、台湾みたいに、憲法１４条違反だけでいけばいいようにも思います。
或いは、こないだのトランスジェンダー最高裁大法廷決定のように、憲法１３条でいくとか。
ここまで踏み込んだ高裁判決が出てしまったら、
今後、他の高裁も、福岡や東京第二次のような後戻りはできませんね。
さらに憲法２４条についてのロジックが磨かれることを期待しています。
https://www.call4.jp/file/pdf/202403/1128f80ee3eaf397093b06ca1d3f4aba.pdf
https://www.47news.jp/10651395.html
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こちらは、福岡判決と基本的に同じ内容ですね。
いや、福岡ではなく、名古屋をまねてほしかった。
「違憲状態」なんてただのリップサービスでしかありません。
これから、長い間時間をかけて議論をしてもいいですよと、
裁判所が、期限の猶予を与えてしまってるだけですし、
しかも、同性婚ではなく、同性婚のようなものを作ればいいというものですから、
こんな判決では、
同性婚の実現など、はるか遠くのものになってしまいます
https://www.call4.jp/file/pdf/202403/9fc15bba1300f92c143c948a9e210481.pdf
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