2005-12-20 裁判員制度 「あまりにも現実を無視して拙速すぎる」by河上和雄弁護士 司法 時の法令12月15日号 法務省などの必死のPRにもかかわらず国民が全く盛り上がっていないとして,その原因は,国民が本当にこの制度を望んでいるのかについての検証をしないまま立法してしまったことや,長い日本の歴史や伝統(お上が裁判をしてきたのが日本のスタイル)を挙げています。 また,常識人は裁判員になるのを敬遠するとも指摘されています。思想信条により裁判員になることを辞退できるとの政令ができれば,これにより辞退はできますが・・。