http://mainichi.jp/select/today/news/20100612k0000m040104000c.html
「被害者のことを考えると譲れない量刑があった。しかし裁判官から被告の更生について説明され、過去(の事件)の量刑を示されると貫けなかった。後悔している」「過去の案件も大切だが、自分の意見を言えなくなる。これでは参加の意味がない」
十分に議論出来るように配慮することは必要ですよね。ただ,意見が分かれた場合の評決のルールは法律で決まっています。少なくとも「歩く量刑相場」みたいな裁判官1名は賛成しないと過半数に達していても評決とはなりません。そもそもの制度設計が従来の相場と違う量刑は「あり得る」けれども「違わなければならない」訳ではないと言うことでしょうか。