要件事実の連載も佳境に入ってきました(^_^)

法律要件が充足されると法律効果が発生する。

これが実体法だと、みなさんは思われていると思います。

ところが、ローゼンベルクは違います。

法律要件の具備が「立証」されたら法律効果が発生する。

これがローゼンベルクの考えている「実体法」です。

法的三段論法の大前提に「立証」が組み込まれているのです。

これを発展させたのが「要件事実論」。

法的三段論法の大前提に「立証に関する諸法則」までも組み込んだものです。

その他の今日の司法ニュース

日本の高度成長のために犠牲になった人たち

本来であれば真っ先に救済を受けてしかるべきなのに、

全くそれがされないまま月日だけが流れ、

今になって、「５０年以上前に魚を食べたことを立証しろ」と迫られ、

それができなければ、裁判所も救済しようとしない

（「食べました」という陳述書だけは認めない。しかしそれ以外にどうやって立証しろと・・）

提訴から7年…早期解決を訴え　ノーモア・ミナマタ訴訟

マタハラ敗訴判決から学ぶべき2つのこととマタハラ被害者支援のあり方

検察の立証が「法廷で崩れた」“揺さぶり虐待”裁判　家族が犠牲になった3年…「引き返す勇気を」

権力者が、自分たちが罪に問われないように

検察人事に介入したという

前代未聞のことが起きていたとすると

それに法曹２名が関与していたというのは、

とても残念なことです

安倍・菅が固執「黒川検事総長」に期待した“桜”捜査

愛知県弁護士会にある名法書店でも販売してくれています(^_^)　要件事実マニュアル６版

みなさん、しばらくは５版は捨てないでくださいね。

改正前民法の事件はまだまだ起こりますから

岡口基一の「ボ２ネタ」