予備試験に民法改正後の債権者代位訴訟が出題されました

債権者代位訴訟制度を実質無力化した平成２９年民法改正

早速、それが、今年の司法試験予備試験に出題されました。

債務者はほぼ無資力ですが、売掛債権を一つだけ持っています。

債権者は、この場合に、債権者代位訴訟と、債権仮差押えのどちらの方法をとるべきでしょうかという問題です。

債権者代位訴訟を提起してしまうと、その訴訟の係属中に、債務者が自ら売掛債権を回収してしまい、訴訟提起が水の泡となるリスクがあるため、債権仮差押えによるべきであるというものです。

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