岡口基一の「ボ2ネタ」

2003年から続いている老舗「司法情報」ブログです。過去の司法記事の検索やリンクバーでの最新情報のチェックが便利です

2/20に始まる住所、氏名等秘匿制度って、こんな感じなんだね

2/20に始まる住所、氏名等秘匿制度って、こんな感じなんだね

「訴状も委任状も代替住所、代替氏名で作成・提出し、実際の当事者の住所、氏名等は秘匿事項届出書(これが秘匿決定で秘匿扱いに)で裁判所に伝えられる。委任状は本来のとは別に「代替住所A」「代替氏名A」の押印なしのダミーを作るわけね。
なお、債務名義も「代替住所A」「代替氏名A」で作成されるので、執行の際は本案の係属部から当事者の同一性に関する証明書の作成を受けて執行裁判所に提出する扱いになるのではないかとのこと。なお、家事は従来の非開示希望との二本立てで選択できると。
委任状、「印字・記名可で押印なし」だと委任意思が全く読み取れないから、やっぱり住所・氏名欄は依頼者に「代替住所A」「代替氏名A」って自署させないけないんだろうか。
代替住所、代替氏名って、最初、改正法や改正規則の字面見た時は当事者サイドで届け出るとあるので「不思議のまち」「ミスターX」とかにできると思ってたけど「代替住所A」「代替氏名A」とかになると聞いてちょっと拍子抜け。」
https://twitter.com/lawyer_makoto/status/1616068135026819074

 

 

その他の今日の司法ニュース

 

新任判事補のみなさんのお名前です 
https://www.westlawjapan.com/p_affairs/2023/20230116_s.html

 

入管法改正案の再提出に反対、弁護士ネットが運動展開へ 市民と連携
https://news.yahoo.co.jp/articles/f32a288e71ada02494cbc273d6ca7df50bc19828

 

実は知財判決も全件公開ではなかった
http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2023/01/post-f6acbf.html
俺は、東京地裁知財部にいたころに、公開用判決ファイルを作成するための仮名処理マクロを作って、知財部に置いてきたのですが、その後、裁判所のワープロソフトは、一太郎からワードに変更。
このワードバージョンを作れるような裁判所職員はいないだろうな・・

 


今の若い方々は、投資への関心がとても高いですからね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a8df982753a31e4cff565c3d54644846f2f7290

 

さい銭泥棒で刑務所に5回入った男性が、大学生と出会って知った喜び 「生きづらさ」の背景にあるもの
https://news.yahoo.co.jp/articles/f00893b28da1f246d8fd4012d8af707b3b5cfd60

 

 

使用者も読んでたりして(^_^)
https://twitter.com/QpfUi1ODCNwSPbB/status/1616588455760515073