岡口基一の「ボ2ネタ」

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これが人間がやることだろうか・・

これが人間がやることだろうか・・
のたうちまわる男性を7時間放置、日誌には「異常なし」
入管でのカメルーン人男性死亡事件
https://d4p.world/news/25974/

 

 

 

その他の今日の司法ニュース

 

 

「改正法は、既に離婚した父母も共同親権に変更申し立てができる。未成年の子のいる離婚は毎年約9万組にも上っており、家裁の対応力を超えないか。DVの見逃しが危惧される。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9220bb32c2750df47f023b200ac300bbf6e9199

 

 


「脚本家はいったいどこまで調べて…」現役弁護士が驚いたマニアックすぎるエピソードと、実在事件の使い方「『虎に翼』は日本国憲法97条のドラマ化だと思う」
https://bunshun.jp/articles/-/70875

 

 


袴田事件再審「証拠捏造の可能性」を徹底分析~「無罪判決」でも事実解明は終わらない
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/49c1d4362c479599f67f3dc97853fcf8c788a91a

 

 

 

裁判員候補者の3人に1人が無断欠席
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240521/k10014455491000.html

 

 

 

こないだの週末に開かれた日本民事訴訟法学会は、東京地裁裁判官による「デジタル化(フェーズ1、2における審理の実情について」の報告がされました。
報告後の質問時間で、大阪地裁の裁判官が質問しました。
「民事裁判のIT化は、裁判所の内部から提案されて始まったものではありませんが、報告者は裁判所の中の人間として、そのことについてどう思いますか」
これに対し、東京地裁の裁判官は、「最初に誰が提案したのかではなく、民事訴訟をより良いものに育ててゆくことが大切です」と答えました。
大阪地裁の裁判官は、さらに別の質問をしました。
「書証をITシステム(mints)で提出する場合、デジタルの証拠をITシステムで提出するのですから、ITシステムを介することで、元のデジタル証拠のバイナリ状態が変質するのではないでしょうか。この点をどう考えますか」
これに対し、東京地裁の裁判官は、「私は根っからのアナログ人間ですので、デジタルの問題は改めて考えたいと思います」と答えました。