「郡山では証人を傍聴席に置いたまま,検察官が当人の調書を全文朗読した。「調書」で検察側から見た事件像をまず裁判員に刷り込む。外国の法曹関係者に知られたらあきれられるだろう。
裁判員裁判は「調書朗読裁判」であり,従来以上に検察側の見方が裁判員の心証を圧倒した。」
あえて被告が手錠姿 弁護側「従来通りで」甲府地裁
http://www.asahi.com/special/080201/TKY200910220533.html
「しょせんは小手先のことで、量刑には影響がない。必要があるのなら、裁判員裁判以外でも変えるべきだ」
判決は懲役3年執行猶予5年。
裁判員「補欠」だって存在感 評議で意見、間接的に質問
http://www.asahi.com/special/080201/SEB200909270004.html
「補充裁判員も市民を代表して来ている。量刑を決めるとき以外は評議に分け隔てなく参加させてもらえた。けっこう意見が言えた」
「評議で、自分の意見はすべて伝えた。そのうえで出された判決なので補充も含めた全員の結論だと感じている」
賠償命令制度に“穴” 迅速被害弁済 期待外れ 被告異議なら民事訴訟へ 「逃げ得」指摘も
http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/6948/
諸沢英道・常磐大大学院教授(被害者学)は「損害賠償命令制度は、被告が賠償命令に同意しなければ、民事訴訟になる。『支払い能力がない』と逃げ得を許すので切り札にならない。国が一時的に補償し、国が被告から後に取り立てる制度など考えるべきだ」と制度そのものの在り方に疑問を投げかけている。
唐辛子:「減量」に裏付け 脂肪燃焼の仕組み解明
http://mainichi.jp/life/food/news/20091023ddm013100135000c.html
脂肪細胞には、エネルギーを貯蔵する役割を担う白色脂肪細胞と、逆にエネルギーを消費して発熱作用を持つ褐色脂肪細胞がある。
肥満のメカニズムには、過食や肉体的活動の低下に加え、自律神経の一つである交感神経の活性低下が指摘されている。交感神経によって活性化されるという褐色脂肪細胞が成人で見つからなかったため、唐辛子のダイエット効果を疑問視する見方もあったという。
カプサイシンは消化管から吸収されて血中を回るため、心拍と血圧を上昇させてしまう副作用があるのに対し、カプシエイトは体内に吸収されず交感神経だけを活性化させる効果があるという。
褐色脂肪細胞を活性化する交感神経は辛みとともに甘みなど「おいしさ」を感じることによっても刺激される。例えば、唐辛子と同じく交感神経を活性化するとされるカフェインを同時に摂取すると、それぞれの食材を別々に摂取するのに比べ、エネルギー消費量が大きく増加するという研究成果もある。
今後、褐色脂肪細胞を活性化させる唐辛子の摂取方法などが注目されそうだ。