岡口基一の「ボ2ネタ」

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サンボマスター@日比谷野音

サンボマスターと言えばキワモノっぽさばかりがクローズアップされますが
実は,楽曲自体への評価も高くて,例えば,サードアルバムは,あの辛口のミュージックマガジン誌でも誉め言葉をたくさんもらっていたりします。

そんなサンボマスターの初の野音,しかし,定価割れのチケットをチケット屋やダフ屋が売ってる状況(しかも,連番で結構いい席でも)で,かつてのプラチナチケット状態も一段落した感がします。

ライブは,社会的弱者である若者への暖かいまなざしを感じるものでした。
ニートって呼ばれても気にしてはだめだ。」「死にたくなっても死んじゃだめだ。」教祖様の辻説法に涙する若者達。

ステージはメンバーの3人だけ(ドラム,ベース,ボーカル&ギター)。
前半はサードアルバムの曲,後半はシングル曲を並べた構成

しかし,ちゃんと演奏し,歌ったのは,「手紙」という曲だけ。あとは,出だしこそちゃんと歌うけど,途中から,めちゃくちゃにギターをかきならし,ただめちゃくちゃにがなりまくるボーカル 或いは 歌は完全に放棄して,ベースとドラムの演奏に合わせて,辻説法を始め・・。
観客は,教祖様の執拗なアジに最初から興奮状態で,教祖様の指令どおりに,こぶしを突き上げ,ひたすらシュプレーヒコール。

異常な興奮状態と涙涙のうちに,2時間のライブは終わりました。


教訓:サンボマスターの「音楽」は,家で,CDで,楽しみましょう(^_^)(特にファーストフルアルバムがオススメです)。