http://www.kadokawa.co.jp/tokikake/
大変に評判がいい()ので,見てきましたが,
確かにいい映画ですね。原作とは全く違う内容ですが,原作で原田知世が演じた芳山和子は,叔母さんということで出てきます。
体育館のピアノでゴールドベルグが弾かれ,途中でも何度もこの曲が使われます
(ちなみに,原作では,体育館で弾かれているのはショパンのポロネーズ)。
タイムリープを繰り返し最後には元のアリアに戻るという
この繰り返しを表すために、ゴールドベルグが使われているのですが,
ちょっと安直かなと言う気もしました。
「羊たちの沈黙」でゴールドベルグが使われたときは,サイコスリラーであるこの映画には,
ゴールドベルグがぴったりな感じがしたのですが・・。以下ネタバレ注意
この作品は,管理人は,小説で読んだのが最初で,その後,NHKの少年ドラマシリーズを再放送を含め何度も観ていますが,
そのころのイメージだと,この作品は,単純に,SF小説として楽しめる内容だった記憶なのですが,
原田知世の映画では,好きな人が遠いところに行ってしまうせつなさの方が,むしろ前面に出て,
今回のアニメは,「SF映画」というよりも「恋愛映画」としての色彩が,さらに強くなっています。でも,この映画でもそうなのですが,本当に大切なものは,失って初めてその大切さに気がつくんですよね(^_^)