岡口基一の「ボ2ネタ」

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150人の法則 今週の「エンゼルバンク」より

古来人間が一番能力を発揮できる最大人数は150人だそうです。
150人までの集団なら,誰がどういう人か顔が見えるので,
互いの能力を活かしあえるけど,それ以上になると,誰に何を聞いていいか分からなくなるそうです。
150人以上の集団になると,結局個々の人のつながりの規模は150人より小さくなってしまうそうです。
さらに150人以内なら,規範やルールが無くても同じ目標が共有できるので,
まとまりつつ個々人の能力も最大限発揮できるそうです。


確かに大きい庁だと,結局良く知ってるのは基本自分の部と隣の部だけだったりしますしね。
庁全体が見える小規模庁の方が庁内の知り合いが多かったりします。


それにしても,組織の力を発揮する鍵は,個人の能力の有効活用ですね。
大きな組織になっても,現場力を発揮している組織は強い気がします。
現場の規模が個性が活きる大きさだからなのでしょうか。


上命下達の大組織って,官僚主義でみんな言われたことをするのに精一杯,
報告や指示ばかり沢山飛び交うけど,全体像が見えてる人が本当は誰もいないから
場当たり的に対応して道を誤る,という感じがとてもします(どこかで聞いた話?)。
(参考)http://www.thinkpower.biz-web.jp/column2/20061121.html
    不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書)
    →こちらでは「閉じた職場」という言い方をされています。顔の見える職場は大切ですね。