９月から続いているこのコンサートツアーは，朝日夕刊のコンサート評で，
「今年のベストのコンサートの一つ」とまで評価されたもので，かなり期待して行ったのですが，期待通りの素晴らしい内容でした(^_^)
客層は３０代４０代中心でやや年齢層高め。立ったりせず，ずーっと着席したまんま。
バックバンドは，エレキギター，ベース，ドラム，シンセ，コーラス３名のほかに，フォークギター，ボーカルが途中からエレキギター持ち。
これに加え，ストリングスが１０名程度で，バイオリンだけでなく，ビオラとチェロもいました（間奏でチェロのソロが入ったりしてました）。
さらにもう一人，サックスの人がいるのですが，この人はすごい！！ソプラノサックス，アルトサックス，テナーサックス持ち替えで，バリサク（バリトンサックス）もあった気がします。さらに，ピアニカもするし，キーボードもするしと，大活躍でした。
ライブの３分の１近くは，爆笑連続トークショーでした(^_^)
最初，ややギャグがすべってましたが，オールナイトニッポンライクな，お便りコーナーのあたりから，語りも絶好調で，会場は，すっかり，中島みゆきのトーク力（りょく）に引き込まれていました。嬬恋ライブネタなど，裏話も盛りだくさん。唄のまじめさと語りのふまじめさのギャップがすごいのは，ラジオやってたころと同じですね(^_^)。
肝心の曲も素晴らしかった。
一番よかったのは，「ファイト」ですね。最初，ベースだけの演奏で始まり，ドラム，シンセと徐々に楽器が加わり，まるで，ラベルのボレロみたいに，最後は全員で演奏，しかし，その音量に全然負けない，ボーカルのものすごい迫力ある声量で，ホントに感動ものでしたよ(^_^)
「地上の星」も，紅白の時などと全然違って，すごいロックな演奏でした。ボーカルもちょっとドスをきかせた感じで，迫力満点。
その他，デビュー曲「アザミ嬢のララバイ」もあり，今年のヒット曲「宙船」もあり，その他，ヒット曲＆名曲満載の，大満足の３時間でした。
