岡口基一の「ボ2ネタ」

2003年から続いている老舗「司法情報」ブログです。過去の司法記事の検索やリンクバーでの最新情報のチェックが便利です

政治部門に攻撃され続ける司法

日本の司法が、政治力がないため、とても弱い立場にあり、

常に、政治部門からの攻撃にさらされていることは、

最高裁に告ぐでも詳しく説明したところです(田中角栄らによる司法攻撃)

 

そして、その状況は、今でも全く変わっていません。

 

例えば、こういうことを平気で言う国会議員もいます。


自民党赤池まさあき議員(自民党文部科学部会長)
「(法曹離れに歯止めをかける)ためには、検事は公益のために起訴を行い、裁判官は一部原発判決のような偏向した判決を出さず、弁護士は反政府的な活動をせず、コロナ禍の中で差別や偏見から関係者を守る等、国民の期待を担って、国家・社会での活躍を期待したいと思います。」

https://blogos.com/article/512133/

 

 

また、最高裁長官にダイレクトに文句をつける国会議員までいます

 

ある最高裁判事経験者は第2次安倍政権下で在任中、自民党議員が最高裁長官に面会を要請し、ある判決を批判した話を聞いた。「いくら与党とはいえ、一議員が最高裁長官に面会し、直接批判するようなことは聞いたことがない」

https://www.asahi.com/articles/ASP1P41HFP15UTFK019.html

 

 

三権分立は、日本国憲法の根幹的な部分ですが、

こういう基本的な価値観が日本人に根付くことはなく、

こうした政治部門による司法攻撃が続いているというわけです。

 

所詮、欧米の「形」だけ真似ても駄目ということでしょうか

「仏作って魂入れず」状態になっています。

 

 

その他の今日の司法ニュース

 

 


弁護士事務所

社会福祉士を雇用する協働モデル

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ac19585c181e896a1a9b865a527ac404c0f835f

 

 

 

 

「妊娠するなって言ったよね」

校長から教師を辞めさせられました 

20代女性受けたマタハラ

https://www.bengo4.com/c_5/n_12403/

 

 

 

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ba17d959889cf96364e40d6a5d89da315423be08

一方、日本の司法はといえば、FAX(^_^)

 

 

 

 

 

リーガルリスクマネジメントに関する国際規格ISO31022

https://www.businesslawyers.jp/articles/878

 

 

 

 

 

これを機に

「親族への扶養照会」

がなくなればいいですね

https://www.asahi.com/articles/ASP1X71Y8P1XUTFK00G.html