2006-12-28 内田民法?で,債権二重譲渡について,改説がありました 司法 第2版231頁(第3版232頁)の?−14についての記述です。債権二重譲渡の場合で,いずれの譲渡についても,債務者対抗要件を備えているが,第三者対抗要件を備えていない場合です。 第2版では,かかる場合に,債務者は,いずれの債権者からの請求に対しても,弁済の拒絶ができないとしていましたが, 第3版では,改説され,いずれの請求も拒めるとしています。 ◇この改説は,改訂版の要件事実マニュアルに反映する予定です。