2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
民法486条が改正になるんだね 同条の定める受取証書について,電子データによる提供を請求できるようにする。 デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律 民法486条 「 弁済をする者は、弁済と引換えに、弁済を受領する者に対して受取証…
昨年の司法試験の論文試験の民法の問題 思いっきり、債権法改正じゃん http://www.moj.go.jp/content/001326057.pdf 第1問は、 欠陥住宅の売買代金請求に対し、契約不適合責任に基づく損害賠償請求権との相殺 この場合の損害賠償って、民法415条の1項なのか2…
スペイン風邪の際の大阪地裁 大正7年のスペイン風邪の際,大阪地裁では,判事や書記など56人が罹患したそうです。 日本では約45万人が死亡。 鯉の生き血を飲めば治るとの迷信が広がり,塚崎直義弁護士(後の最高裁判事)も鯉を買われたそうです @弁護…
名称はmintsに 「民事裁判書類電子提出システム」=「mints」 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210626/k10013104401000.html 他方、裁判所職員が使っている事件管理システムは「MINTAS」です ミンツスとミンタス(^_^) その他の今日の司法ニュース 依頼人…
会社法に「代表取締役」の定義規定がある。 会社法47条1項に,こっそり入っているので,誰も気が付かない・ 会社法47条1項 設立時取締役は、設立しようとする株式会社が取締役会設置会社(指名委員会等設置 会社を除く。)である場合には、設立時取締…
岡口判事の訴追 つぶやく自由はどこに:中日新聞Web 「国会の裁判官弾劾裁判では「威信を著しく失う非行」にあたるかが判断される。罷免で法曹資格も失う。過去の罷免は少女買春やストーカー行為などのケースだ。 投稿自体は犯罪には当たらない。内容が不適…
もし岡口裁判官が弾劾裁判所で罷免の裁判を受けたら弁護士にもなれないんだよね。FBの投稿だけで職を失い数千万円の退職金も失い法曹資格も実質的に失うのであればちょっと重すぎる。弁護士法第7条「次に掲げる者は・・・弁護士となる資格を有しない。・・・…
news.yahoo.co.jp その他の今日の司法ニュース 大問題発言です。強く抗議します!! 「(LGBTは)本人が望めば治癒するという見解も同時に一般化していくべきだ。」 https://twitter.com/marriage4all_/status/1406783305043767299 愛知県弁護士会 同性婚を…
これで罷免など、あり得ないというご意見です 1:25~1:32 【ポリタスTV】今夜は1⃣報道ヨミトキMONDAY #122⃣学術会議と世論、ワクチン忌避の自由、難民認定問題……社会学者の富永京子さん @nomikaishiyouze と先週のニュースを振り返り、いま富永さん…
名古屋のラジオ番組「北野誠のズバリサタデー」で岡口弾劾裁判の問題点を取り上げてくれました。 リモート参加の 角田龍平弁護士 の解説がされ, 同じくリモート参加の 水道橋博士 も、俺の「人となり」を話してくれたそうです。 北野誠のズバリサタデー | C…
「岡口基一裁判官の訴追(罷免)は行き過ぎ 裁判官の身分を失わせるのはあまりにバランスを欠く」 blogos.com *なお、俺が、弁護士に対する大量懲戒請求問題、ヘイト問題、離婚後の共同親権問題などで意見を表明したことはありませんので、猪野先生の勘違い…
9:12より 伊藤塾長は、今回のSNSの発信で弾劾になるなど、あり得ないとされています。 その他、弾劾裁判の手続についての詳しい解説も www.youtube.com その他の今日の司法ニュース NNNドキュメント「イチケイの見習い裁判官 密着500日…人を裁くシゴト」…
江川紹子さん この方の表現ぶりが適切とは思いませんが、これで罷免とかって、いくらなんでも行きすぎと思いますよ。→仙台高裁判事の罷免を審理へ SNSで不適切投稿(朝日新聞デジタル) https://t.co/JLWnbFq4lf — Shoko Egawa (@amneris84) 2021年6月16日 …
この記事が一番正確です。 犬のツイートや、性犯罪の刑事判決のツイートは、除斥期間が経過しています www.asahi.com その他の今日の司法ニュース まるで「火事場泥棒」 https://twitter.com/azusayui/status/1405157183323394049 覚醒剤譲渡、逆転無罪 名古…
俺が、民放ラジオで検察庁法改正案の内容や問題点を解説したこと(https://www.kbs-kyoto.co.jp/radio/hen/2020/05/hen_097110.htm)についても、訴追委員会で審議されました。そんなことをする裁判官は訴追すべきではないか。 という報道も、共同経由でドッ…
訴追委員の方々は、守秘義務について、どのように考えられているのでしょうか・・(怒) www.sankei.com しかも、この記事は、一部誤報があります。 「岡口氏は事情聴取に対し、一連の投稿で当事者を傷つけたことを謝罪する一方「あくまで一般私人として投稿…
京都家裁 離婚訴訟のポイント https://www.courts.go.jp/kyoto/vc-files/kyoto/2021/fckyo/R030528_Jinjisoshou/soshouteiki_chuuijikou.pdf その他の今日の司法ニュース 地方公務員定年退職後に勉強を始め 司法試験に合格 https://news.yahoo.co.jp/article…
「対抗要件具備による所有権喪失の抗弁」というものがある。 二重譲渡(民177)の第2譲受人に、自己が対抗要件を具備したことの主張立証責任を負わせるものであり。本来優劣がないはずの二重譲渡の譲受人間の公平を欠くものである。 *昔は,逆に,第1譲…
裁判官は、一切の反論反証の機会を与えられずに、処分されるリスクがあります。 仮名処理により完全匿名化され(=そうなったものは自由に表現活動に利用してもよいというのが法曹界におけるルール)、最高裁のウェブサイトに正式に公開されていた判決のリン…
来年からの予備試験の実施方針が公表されています。 論文式試験の試験科目に選択科目が追加されます。 http://www.moj.go.jp/content/001349750.pdf 選択科目 倒産法 租税法 経済法 知的財産法 労働法 環境法 国際関係法(公法系) 国際関係法(私法系) htt…
債権には広義と狭義がある。 この論点も「ゼロからマスターする要件事実」で扱っています。 ドイツ民法では,債権には,広義の債権と,狭義の債権(=請求権)があるとされています。 広義の債権とは,継続的債権関係にみられるもので,個々の請求権を生み出…
要件事実入門でも、この論点に触れましたが、 「ゼロからマスターする要件事実」でも、要件事実を考える際の前提問題として、触れざるを得ません 川島武宜・法社会学における法の存在構造245頁(昭和25年,日本評論社)。 「国家法のはじめの形態は,裁…
「岡口分限決定Ⅱはデタラメである」と俺が主張していることを 読売新聞が、先週金曜日の朝刊の4コマ漫画の真横で報道してくれたそうです(__) そのため,このサイト(https://okaguchik.hatenablog.com/entry/2020/12/08/190206) には、先週金曜日以来,多…
岡口判事に対する第二次分限決定に対する川岸令和教授の評釈が素晴らしいので引用します。「表現の自由の歴史は,その権利は高尚な表現の擁護と少なくとも同程度に馬鹿げたもの,眉をひそめるもの,反社会的なものの保護に意を用いてきたことを示す。だから…
検察、揺れた定年延長問題 65歳引き上げは副検事中心に 「次長検事や検事長、検事正ら幹部について「63歳に達した者は任用しない」と明記。63歳に達した翌日に幹部ではなくなることから、多くは退官を選択するとみられる」 https://www.nikkei.com/article/D…
本日の聴取は、こちらからは一切マスコミに知らせておらず極秘のはずでしたが、なぜか、報道されています。 誰が漏らしたのでしょうか・・ nordot.app かつて、こういう完全な内部情報が漏れたことすらあります。 これは、明らかに訴追委員の守秘義務違反で…
Xさんは、土地を買ったんだけど、Bさん名義で所有権移転登記をしたんだよね。 そしたらその後、Yさんの不実の抵当権設定登記がされてしまった。 そこで、XはYを被告として登記抹消訴訟を提起して勝訴 この勝訴判決を、Xさんが法務局に持っていったら、Yの…
「本法案は、思想・良心の自由、表現の自由、プライバシー権、財産権などの人権を侵害し、個人の尊厳を脅かす危険性を有するとともに、曖昧な要件の下で刑罰を科すことから罪刑法定主義に反するおそれがあるものである。 」 https://www.nichibenren.or.jp/d…
「納得には程遠い判決理由だ。」 「目の前の紛争の解決を通じて社会を良い方向に進めていこうという問題意識も、そこで司法が果たすべき責務への自負もうかがえない判決だ。」 https://www.asahi.com/articles/DA3S14923643.html その他の今日の司法ニュース…
「司法のIT化により,高速の書面交換が可能となり,また,空間の移動時間が消滅する状況が生まれつつある時代, それによって産み出された時間の余裕は,口頭主義の本質,すなわち,対論による口頭陳述(議論)にあてられるべきではないであろうか」 By伊…