在日コリアン弁護士協会で講演をしてきました。
「どうして、日本の裁判所は、常識的ではない判断を時々してしまうのか」とのテーマで、
前半は、その歴史的背景を江戸時代までさかのぼって現代までたどり着き、
後半は、常識的でない判決の具体例(原発最高裁判決等)をこれでもかとてんこ盛りに紹介する内容でしたが、
参加されたみなさま、楽しんでいただけましたでしょうか(^_^)
今度の週末は、二日連続で別々の弁護士団体での講演があるので、休む暇なく、直ぐに準備にかからなければ・・
その他の今日の司法ニュース
法務省、概算要求で保護観察官134人増員へ 大津市の保護司殺害受け体制強化
https://www.sankei.com/article/20240823-MJJUST3PX5PGBJQONQJHPX4VCU/
南和行弁護士の「同性婚」という書籍を読んだときから、
「当初は同性愛を全否定していたお母さんの気持ちが変わっていった」というのを、
南先生は、実体験として、こういう講演の中での、一つのドラマにできると思ってました。
このテーマは、劇場版「きのう何食べた?」でも使われましたが、
小中学生向けのLBGT教育の中などでも用いれば、子供たちの心に残るものになるように思います。
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1298533
おいおい、どうして、この男性主任がクビにならなきゃならないの?
おかしいでしょ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c298ae5ad8e9ffc1b873fd8fbdd885c602278307
「請求の趣旨」を書けという予備試験の問題が平成23年に開始され、毎年この問題が出題され続けています。
それなのに、請求の趣旨のお馴染みのフレーズ「訴状送達の日の翌日から」を、受験生が誰も知りません(^_^)。
今は、こんなおかしな要件事実教育がされているんです(^_^)。
しかも、「試験委員」側、「教育者」側が、そのおかしさを自覚していない。
「新問研」「類型別」が、「判決書」作成の手引書であることを知らないまま、
これらをベースにして、「訴状」の起案の問題を作っているからなのです
https://x.com/b1230mushianago/status/1824355026120347661
「ウクライナ戦争に際して日本は二千人以上の避難民をほぼ無条件に受け入れた。この措置は他の難民の扱いと比べて明らかに不公平だったが、同時に、日本は難民を受け入れる余裕があることを自ら示す形となった。」
https://book.asahi.com/article/15383259